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知ってますか?(シリーズ2)災害に便乗した悪徳商法!編

ここ最近に私たちにもお客様から問い合わせがある一例として

お客様:「家を修理する業者が、火災保険の証券を見たいって・・・」

私:「その業者さんは、知り合いですか? 」

お客様:「いや、飛込み営業できた県外の業者なんだけど・・・」

私:「もしかして、屋根や雨どいが少し壊れているけど火災保険ですべて直せるのでお金はかかりませんので、修理しましょうって言われませんでしたか?」

と言う内容です。

火災保険は、災害での破損で保険金のお支払い対象になりますが、経年劣化などの古くなって壊れた場合は、お支払いできませんし 支払いの前には、保険会社が必ず調査会社を入れて原因と査定を行います。

私たち保険屋は、保険会社からの支払いが決定するまでは支払いが必ずできるとは、お客様に話をしません

なので、修理業者が「火災保険でお金がもらえます」や「保険でタダで直せるので修理依頼契約して下さい」などと保険屋でも無いのになんでそんな事が言えるのか不思議です。

上記の様にテレビや金融庁・消費者庁・国土交通省・損害保険協会などの各協会が警鐘を出しているって知ってますか?

台風などにより家屋等が破損した方は、「早く修復したい」と不安に思われるかもしれません。
しかし、悪質な業者はその不安につけこみ、通常より高額な費用を請求したり、不要な工事の契約を迫ったり等、消費者を狙っています。

契約の際は、費用が妥当か、本当にいま必要な工事なのか焦らずに検討し、できれば複数の業者に見積もりをとってください。

 

あとご注意していただきたいのは、「先日の突風のせいにしましょう」を承諾したら、詐欺に加担?

業者に「古くなったところも先日の突風のせいにしてリフォームしちゃいましょう!」ともちかけられたら、あなたならどうしますか?

屋根にお金は掛けたくないけど、見た目が汚くなってるのは気になるし、、、と常日頃から思っているとついつい、誰も損しないし、まぁいっか! と思いたくもなる気持ちも分からなくはありません。

しかし、どのような行動を取るかで、その後の人生までも狂ってしまうかもしれないのです。

なぜなら、経年劣化は保険で支払されないと知っていたら保険金詐欺の共犯になってしまうからです。

もし知らずに誘いに乗ってしまった場合は、あなたは犯罪者にはなりません。

でも、自分がいつの間にか犯罪に加担していたとしたら、きっと気分は良くないでしょう。

上記の記事を読んで知ってしまっているあなたが、

誘いに乗ってしまえば自ずと共犯者になってしまいますね(笑)

保険に関する事は、私たち保険屋にご相談下さい

契約してしまったが、解約したいと思ったらクーリング・オフ(契約解除)や消費者センター等に相談!

修理業者の紹介は、私達から紹介をする事もできますし、遠方の方でしたら国土交通省の「住宅リフォーム事業団体」に登録しているリフォーム事業者を探す事も可能です。

 

みずき保険 本社 営業

阿久津 充行